義理母へ会食恐怖症を伝えた日 -カミングアウト-

  13, 2015 11:23
新緑が眩しい、良い季節ですね。
普段は興味が無いのに、無性に近所を散歩したくなります。


今日は、義理母にこの病をカミングアウトした時のことを書いてみます。


話しは10年ほど前に遡るのですが、新婚当時にイタリアンで軽いトラウマがありまして...
義理母と義理妹と、赤ちゃん時代の娘、4人一緒にパスタを食べに行き、
発作を起こして気分悪くなった
事がありました。
今ではもう顔馴染みとなりましたが、その時はまだ旦那のお母様という事で緊張していました。
さらに、娘の授乳中で抗不安剤の服薬を止めていたのです。


当時、あのイタリアンレストランの座席で、どれほどに焦ったことでしょう!
避難先のトイレで見たトイレのタイルの模様(青にオリーブ柄)を、まだしっかりと覚えています。
どうにかしようと思って、トイレに避難して、便座に腰掛けながら、
壁の1点を集中して見つめながら、落ち着きを取り戻そうと必死になりました


その日は食事をきっぱり辞めて、ピザやデザートにも手をつけないことにしました。
みんなが食後のコーヒー飲み終えるまで話を聞く係に徹するうちに、気分の悪さは引いていきました。


主人の実家と一生ご飯を共にしない、ということは絶対無理なので、
外食をすると、気分が悪くなることを伝えました。


それ以来、義理母は、わたしを無理に外食に誘いません。
「柑橘類さんにたくさん食べさせたらまた具合悪くなったらいけないから、誘い辛いのよ~!」
と、言っております
それまで義理母にカミングアウトすべきか、黙っているべきか、うじうじと悩んでいたのですが、
結婚して間もない時点で気分悪い姿を見られたのは、結果的に良い事でした。


時間が経てば経つほど、タイミングは難しいので、なるべく最初の段階で伝えるのが良いようです。
結婚前にも、友人や親戚と平気なふりを装って食事して具合が悪くなり、
その後落ち込んでしまった事が何度かありました。


何かのヒントになりましたら、幸いです。



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