結婚式を乗り越えた日 - 前編 -

  23, 2014 01:32
こんばんは


今夜は叫びたい気持ちです。
結婚式から無事に帰って来られました!!!
この日を無事に通過できました!!!

花嫁である友人Mちゃんの、太陽のようなオーラを放っていた美しさ。
式場スタッフさんの優しい対応。
手取り足取り、見送ってくれた家族。
フォーマルなお席を終始取り乱すことなく過ごせた自分に拍手。
わたしにとっての一大イベント結婚式への出席は、
気分が悪くなってトイレに逃げ込むことなく、任務完了しました。



忘れないように結婚式参加の前後一日を書いておきます。

会食恐怖症はまだまだ引きずっているのですが、
場所を乗り越えていくテクニックはだいぶ身に着いてきた実感があります。
今日は本当に自信に繋がる一日
になりました。



前日


花嫁さんである友人Mちゃんから、
こんなメールが。


「柑橘類ちゃん、遅くなりましたが、式場スタッフさんからの回答です。

ご飯を半分にする件だけど、
お料理の量で見栄えが全然違ってしまうので、変えることができません
そのかわり、すぐにお皿は下げます
体調と相談しながら食べてください。

とのことです。」


....淡い期待は打ち消されました...
食事の量は半分には、ならないようです....
確かに、お皿の余白とのバランスも全て考え抜かれたお料理ですものね....

何だか眠れないし、結局寝付いたのは深夜2時前でした。
起床予定は6時半。大丈夫かしら、明日の体調は...

会場は近畿の某観光名所の小高い丘にあるとのこと。(Mちゃんのプライバシーのため伏せます。)
家族と一緒に現地まで行くことになっていました。
主人はちょうど良い気候なので、周辺を子どもたちと観光するそうです。

しかし、翌日の天気予報は、なんと雷雨マーク。
これを見て現地に行くことに面倒臭さを漂わせ始めた主人を、申し訳ないけれど強引に説得。
仕事で疲れてるのにごめんね!

遠方で行われる友人結婚式の送迎に、わざわざ家族にくっついて来てもらう。
ちょっと気恥ずかしいけど、車で現地まで運転してもらって、ありがたい話です。
とにかく、トラブルなく友人の晴れ姿を見てお祝いしたい!
主人があまりに緊張しているわたしを見かねて助けの手を差し伸べてくれました。



朝、6時半にパッチリと目が覚めました。
目覚まし時計がなる数分前。
受験当日並みの緊張パワーです(苦笑)


準備しながら何気なく見たテレビの星占いで、
わたしの星座は最下位で、そのコメントが「家族に甘えすぎてしまうかも」
冗談のような、出来過ぎた話で、苦笑いするしかありませんでした。


朝8時過ぎに、いよいよ車で出発。
わたしは案の定、朝食が喉を通らなくて、現地で何か買って食べることにしました。

車に揺られながら、緊張からか、何も食べてないからか、
体調がいまいちすぐれなくて、ちょっと気分が重かったです。
何日か前から耳の奥がドキドキ脈打ったりして、ストレスによる自律神経の乱れを、強く感じました。
しかし、この時点で薬は飲んでいません。
何故ならば、大切な受付(Mちゃんから任された)で朦朧としたら大問題です!!(焦)


渋滞が心配で自宅を早めに出たので、
受付集合時間より2時間も早く結婚式場周辺に着いてしまいました
遅刻しそうになって、髪の毛を振り乱して走り回るよりはずっとマシです。
ここで、家族とは別行動に。
B型の旦那を筆頭に、家族のみんなは、さっさと観光に出発してしまいました!
鬱蒼とした森にポツンと一人取り残されたわたし。


何か食べなければいけないけれど、あたりにはコンビニは無さそうです。
近くのお土産屋さんで素朴な柚子風味の甘い煎餅と、
スポーツドリンクを買い、朝食代わりに屋外のベンチでチビチビと1、2枚食べてみました。
固めのザクザクした歯ごたえに、柚子風味が良い。
森林の朝の空気、鳥の声が心地よい。
結婚式の受付時にフラフラしない為のエネルギー補給は簡易ながら、完了です。

なお、経験上、少しだけ何か食べておいた方がスムーズなことが多いです。
空腹で一気にご馳走を食べると、血糖値が乱高下して調子が悪くなります。
頭の血が急に胃に行くと血の気が引いてしまうし、胃腸がびっくりするのも困ります。
勿論食べすぎはダメです、満ちたおなかで会食に挑むのは絶対にダメです。
食欲は既に身を潜め、不安が顔を出してきます。

腹を括って、深呼吸をして、結婚式場へ行くことに。
看板も表札もなくて、森の中でちょっと道を間違えて焦りました。
フォーマル靴のヒールが落ち葉いっぱいの土に刺さる!!気分転換の良い運動になりました。

会場に入ったのは、おそらく親族の人たち並みに早かったような....
お邪魔にならないよう、汗もかいたのでトイレで身支度を整えました。
たっぷりと時間もあるし、入念にお化粧を直し、気合いを入れました。


お薬をどうする?


迷ったのですが、お守りとして、いつも飲んでいる1錠を砕いて小さいカケラ(1/8くらい?)を服用しました。
それで気分の悪さもふっと消えて、しっかりと受付もできました。

花嫁衣装に袖を通した美しいMちゃんと、受付時のお車代の件で打ち合わせをするシーンが。
そこでもらい泣きしたのもよかったようです。
式の前から、私ともう一人の友人を見たMちゃんが涙を流し始めて、思わず一緒に泣きました。
感動と不安は同時には起きない説、再び
そうこうしているうちに、他の旧友たちも来場し、久々の再会で盛り上がりました。
楽しくおしゃべりしているうちに、気持ちはすっかり学生時代に逆戻りです。


そして、穏やかにチャペルでの結婚式がスタートしました。
雫のようなシャンデリアが自然光でキラキラ。
会場が緑の深い場所にあって、森の中の結婚式という感じで本当に素敵!
Mちゃんの人柄もあり、夫婦が始終笑い合って、温かい挙式でした。


ついに・・・・
来ました・・・
お食事タイム


長くなるので、次回へ続きます。




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